食欲減退と筋力低下で「夏太り」が加速する!-アクティブストレッチで解消-

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酷暑の夏、汗はかくし食欲減退。絶対やせているはずなのに「太った!」とショックを受けていませんか? そもそも夏は基礎代謝が落ちるので、冬よりも太りやすい季節。それに加え冷たい麺など糖質に偏った食事と運動不足。何より筋力低下が体重増を加速します。

「コロナ禍の生活であらゆる年代の人の筋力が低下しています。その上、猛暑続きで運動習慣や活動量が減って筋力が落ちれば体重増に歯止めはできません」と、フィットアゴー!の開発者である川人将裕さん。今回は涼しい部屋の中でできる「筋力&代謝アップアクティブストレッチ」を紹介します。


川人 将裕(かわひと まさひろ)

フィットアゴー!開発総指揮。世界クラスのアスリートも担当するトップトレーナー。夏でも食欲旺盛&筋トレ三昧。


夏太りの理由は3つ「基礎代謝の低下、自律神経の乱れ、栄養の偏り」

夏に太るのは当たり前の理由を紹介しましょう。

①基礎代謝の低下

夏の気温は体温に近づくため、エネルギーを消費して体温を維持する必要がないので基礎代謝は低下します。さらに暑さで運動不足になり筋肉量が低下。筋肉量と基礎代謝量は比例するので、夏は基礎代謝が最も低下しやすい季節です。

②自律神経の乱れ

冷房のきいた室内と屋外を行き来したり、熱帯夜続きで睡眠不足になると自律神経のバランスが乱れ、代謝が落ちたり血流が悪化。脂肪が燃焼されにくく、ため込みます

③糖質に偏った食事

食欲がないとアイスやゼリー、炭酸飲料などをとりがち。のど越しがよい冷たい麵料理も炭水化物に偏り、糖質過多に。一方で、スタミナ食として丼物などを食べ過ぎると炭水化物や脂質に偏り、タンパク質やビタミン、ミネラルが不足します。 どちらにしても栄養バランスの偏りから太りやすくなります。

夏太りセルフチェック&対策注意ポイント

セルフチェック

チェックが多いほど、夏太りに注意しましょう。

●運動

  • □夏は暑いから運動をしない
  • □1日の歩数は6000歩以下
  • □座っている時間が長い
  • □階段よりエスカレーターやエレベーターを選ぶ
  • □同世代の人より歩くのが遅い
  • □階段や坂道で息切れする

●生活

  • □夏はシャワー浴だけですます
  • □寝る直前までスマホやテレビをみている
  • □食欲がないので食事をぬいたり、食べられる物を食べている
  • □牛丼、豚丼、うな丼などの丼物や高カロリーなスタミナ食を好んで食べる
  • □かき氷やアイスクリームなど冷たくて甘いデザートをよく食べる

★夏太り対策注意ポイント

運動

体を動かすことが億劫になると活動量が低下し、エネルギーが消費されにくくなります。日常生活では階段を利用する、電車やバスでは座らずに立つなど運動量をこまめに上げましょう。炎天下でのスポーツは危険なので、スポーツジムやプールを大いに活用しましょう。

生活

寝る直前まで液晶画面を眺めていると、自律神経のバランスが乱れ代謝が低下。自律神経のバランスを整えるために38~40℃くらいのぬるめのお湯でじんわりと汗をかきましょう。銭湯や日帰り温泉施設などを利用すれば気分もリフレッシュできそうです。 食事は糖質や脂質に偏らず、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどバランスよく栄養を摂ることで効率よく代謝されます。

基礎代謝を上げる早道は筋肉量アップ!

基礎代謝が下がると新陳代謝も下がり、結果的に太りやすい体になります。夏太りを解消するだけでなく、食欲の秋を迎える準備もかねて基礎代謝を上げましょう。基礎代謝が高ければ、同じ運動量でもエネルギーをたくさん使う「太りにくい体」が維持できます。

筋肉量と基礎代謝量は比例するため、筋肉を増やすと基礎代謝が上がります。

つまり、基礎代謝を上げるための早道は筋トレすることです。 今回ご紹介するアクティブストレッチは体を動かして、伸ばしたり縮めたりという動きをします。普通のストレッチよりも運動量が多く、室内でも簡単に体を動かすことができるので、外で運動ができない夏におすすめです。関節可動域が広がり、関節の動きを滑らかにする効果も期待できます。

筋肉量&代謝アップ!アクティブストレッチ


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