ニオイ注意報!拭いても洗っても消えない「ダイエット臭」

健康

汗の季節になると気になるのは体のニオイ。汗をこまめに拭いたり、朝晩シャワーを浴びたり。ところが、拭いても洗い流しても消えないやっかいなニオイが「ダイエット臭」です。

「極端なカロリー制限や炭水化物抜きなどの間違ったダイエットを続けていると、腸内環境が悪化して、体臭がきつくなります」と警告するのは、フィットアゴー!の開発者である川人将裕さん。ダイエット臭は体からのSOS、今回は筋力アップと血流促進でニオイを断つ3分エクササイズを紹介します。


川人 将裕(かわひと まさひろ)

フィットアゴー!開発総指揮。世界クラスのアスリートも担当するトップトレーナー。腸内環境バッチリで体臭ゼロ!


血液中のニオイ成分が全身に巡る「ダイエット臭」

体臭は、主に汗や皮脂などに含まれる成分が皮膚の雑菌(常在菌)によって分解され、不快なニオイのする揮発性成分を発生するものです。こうした体臭は、こまめに汗を拭いたり、殺菌作用のあるシャンプーや石けんで洗い流せば対策はできます。

一方「ダイエット臭」は拭いても洗い流しても取れません。なぜならダイエット臭として知られる疲労臭は、ニオイ成分が血液中にあるからです。

皮膚の表面の常在菌などによる「表面反応由来」の代表は汗臭や加齢臭「皮脂腺由来」は、皮脂腺からの分泌物から発生します。

ダイエット臭、疲労臭、お酒臭などの「血液由来」は、ニオイ成分が血液とともに全身を巡り、揮発することで独特の体臭や口臭になります。

悪玉菌が増えて腸内環境が悪化!悪臭の元に

ダイエット臭の発生は、腸内環境と深い関係があることがわかっています。

そもそも腸内環境とは、何でしょう。

私たちの腸内にはおよそ1000種類、数にすると100兆個もの腸内細菌が存在し、悪玉菌、善玉菌、日和見菌(善玉菌と悪玉菌の中間の菌)の3つに分類されます。

腸内環境を整えるためには、悪玉菌を過剰に増やさず、善玉菌を増やすことが大切です。

悪玉菌にはタンパク質や脂質を分解して便として排泄する重要な役割がありますが、不規則な生活やストレス、タンパク質や脂質の摂り過ぎで増えすぎるとアンモニアや硫化水素などの毒素を作り、腸内環境が悪化します 腸内環境が悪化すると便秘や下痢、ガスがたまってぽっこりお腹になることも。さらに、毒素がニオイ成分となり血流にのって悪臭の元になります。

食事制限ダイエットが腸内環境を悪化させる理由

極端なダイエットがなぜ腸内環境に悪いのでしょうか?

食事制限だけでダイエットをしていると、体が飢餓状態になりカロリー不足を補うために体内に蓄えた脂肪を燃やし、その過程でニオイの元となる脂肪酸を分解。さらに、筋肉量が低下し基礎代謝も低下すると血流が悪くなりニオイ成分の乳酸が生成されます。

炭水化物を抜く糖質制限ダイエットも腸内環境を悪化させます。炭水化物には腸内環境をよい状態に保つために欠かせない食物繊維が含まれています。炭水化物を制限すると大腸内で細菌のエサ不足が起こって善玉菌が劣勢になります。

さらに、糖質以外であればタンパク質や脂質はいくらでも食べてよいとされているので、肉類や脂っこい食事に偏ります。すると悪玉菌が増えすぎるのです。

悪玉菌が増えると腸内腐敗が起こり、腸から吸収されて血液に流れ込み悪臭の元になります。また、腐敗物質は様々な臓器に負担を与え生活習慣病の原因にもなります。 悪臭対策だけでなく健康を維持するためにも腸内環境を整えましょう。

食事と1日3分エクササイズで腸内環境を整えニオイを断つ!

重ねて言いますが、食べ物を制限するダイエットは悪臭につながります。

腸内環境をよくするためには、日々の食事改善と運動習慣。食事は欠食することなく、栄養バランスを心がけ、善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖を含む食品を積極的にとりましょう。水分補給も大切です。

運動は毎日の習慣に取り入れましょう。ハードなトレーニングは必要なく、1日3分のエクササイズでOK。筋肉に刺激を与えると血液循環がよくなり、腸の働きを活性化します。腸内環境が整うとダイエット臭対策とともに便秘解消にもつながり、代謝アップや美肌などの効果も期待できます。

筋力アップ&血流促進!3分エクササイズ


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